時代はサーカスの象にのって 補足

どうでも良い事ですが… 少しばかり。

前項の「時代はサーカスの象にのって」の、
“制服向上委員会”バージョンがこちら。

制服向上委員会というネーミングも
“生活向上委員会大管弦楽団 *へのオマージュの様で気になりますが、
(* 梅津和時らのフリージャズ・パフォーマンス・ユニット)

もろに、70年代歌謡曲風のアレンジと
やってる本人たちも気恥ずかしくなったのではないか
と思えるほどダサイ振り付け

当時はまだ生まれてもいなかった世代の、この娘達が、
寺山修司・高取英の詩を、
頭脳警察のバンタの曲に乗せて歌う。

本人たちがどこまで理解してやっているのかも疑問
高橋廣行の狙い所が、正直良く解りません…

で、
また話は飛びますが…

高取英といえば、作家・劇作家・劇団 “月蝕歌劇団” の首謀者ですが、

70年代後半に、“自動販売機本”と呼ばれた、
自販機のみで販売されていたエロ雑誌
「漫画エロジェニカ」の編集長を務めていた時期もありました。

ライバル誌である「漫画大快楽」の編集長、亀和田武と、
エロ雑誌の紙面上で、大論争をくりひろげるという
実に全共闘世代らしいパフォーマンスが話題になりました。

エロスというフィールドが、
サブ・カルチャーとリンクしていた時代でした。

その流れでX-Magazine Jamが、やはり自販機本として登場。
後に山崎晴美が編集長となり「HEAVEN(ヘブン)」に改名し、
自販機本と言うエロ雑誌の誌面で、
裸のラリーズカラーグラビアで取り上げたり、
アンダーグラウンドな音楽シーンともリンクしていました。

当時、大学近くの自販機でも販売されていて、
間違って(使用方法を誤って?)購入してしまった友人が、
「なんや??これはー!!」と、怒っておりました…

最近「パンクマガジン『Jam』の神話」というムック本が出ましたが、
改めて読み返すと、なかなかにいい加減な内容ですねぇー

そして、サブ・カルチャー“サブカル” と呼ばれ、
どんどんライトなものに変わっていく
80年代を迎えることになります。

脈絡のない駄文… 失礼いたしました。

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