ロリー・ギャラガー(Rory Gallagher) 1974 Live

アイルランド初のロックスター
ロリー・ギャラガー
(William Rory Gallagher)

トレードマークだった
サンバーストの塗装が剥げまくった
ストラトキャスター。

当時のロックスターらしからぬ
チェックのウエスタン・シャツに、
ジーンズとGジャン
というラフな出で立ち。

74年、75年、77年、81年と、
来日ツアーも4回行っており、
日本人と比べても低い身長と、
やや短足気味で、親しみの持てる体形

70年代日本でも、
メイン・ストリームの
海外アーティスト達と並んで、
独自のスタンスが出来上がっていた。

第2のクリーム(Cream)とも呼ばれた、
テイスト(Taste)解散後、

70年代には、ソロとして
『Tattoo』(1973)

『Calling Card』(1976)

等の名作スダジオ・アルバムをリリースしていたが、

ロリーの真骨頂は何といっても、
ライブでのパワー・プレイ。

特に、73年から77年まで
ロリーの経歴の中で唯一の、
(テイスト時代を除いて)
長期にわたってのパーマネントな
4ピースバンド時代。

ジェリー・マカヴォイ(Gerry McAvoy) : Bass
ロッド・ディアス(Rod De’Ath) : Drums
ルー・マーティン(Lou Martin) : Keyboards

左からLou MartinGerry McAvoyRod De’AthRory Gallagher

個人的には、
ロリー・ギャラガーといえば、
この時期の、このメンバーでの音!!
と言うイメージが出来上がってしまっている…

70年代に、ロリーを聴き始めた世代には、
同じ感覚を持った方も多いのではないかと思われる。

1974年当時

中学時代に関西フォークとの出会いで、
ロックやフォークと言った音楽
に、
(学生の本分を忘れて…)
のめりこんでいったわたしも、
高校に上がる頃には、
友人達とバンドらしきものを始めていた

バンドと言っても、活動と言えるのは、
毎年5月の母校の文化祭で演奏する程度だったけれど…

上級生の先輩達のバンドが
パープル(Deep Purple)
バドカン(Bad Company)
ゼップ(Led Zeppelin)

と言った王道路線がほとんどだった中で、
どういう訳か、わたしの学年だけは
突然変異の様な連中ばかりが集中してしまっていた。

わたし達のバンドは、
はっぴいえんど、ジャックス、
オリジナル・ザ・ディラン

(ディランⅡ+西岡恭三、石田長生、佐藤博etc)
と言った、日本のロックを中心にカバー。

別の友人達は、
外道、紅蜥蜴(後のリザード)等、かなりマイナー系。
(当時、紅蜥蜴はまだ自主盤シングルしか出していない頃なので、
関西在住の高校生としては、なかなかの情報収集力!!)

そして、この学年の中で、
最も楽器演奏のテクニックに秀でた連中のバンドは、
ロリー・ギャラガーの楽曲だけをカバーしていた。
(ちなみに彼らだけは、大学生に混じって
自主コンサートも行っていた。)

ギター、ベース、ドラム、キーボードという、
当時のロリーのバンドと同じ編成

主にコピーしていたのが、
テイスト時代から、
73年の『Tattoo』あたりまでの曲。

その中でも、
ライブ盤『アイリッシュ・ツアー74』で、
演奏されていた幾つかの曲は、
彼らのバンドの定番曲になっていた。

そのバンド・メンバーから借りて、
最初に手にしたそのアルバムは、

たぶん『輸入盤屋さんとロック喫茶』で紹介した、
大阪の阪急東通り商店街の
輸入盤屋 V.I.C” あたりで
購入したと思われる輸入盤

無地の銀色の見開きジャケットに、
赤のタイプライター文字で、
RORY GALLAGHER
IRISH TOUR ’74..

とだけ書かれた2枚組のLPレコード

見開きの内ジャケットには、
モノクロで、暗いアイルランドのコンサート会場と、
ベルファスト(?)の港の写真

日本盤LPも発売されていたが、
このシンプルすぎるデザインでは売れないと考えたのか、
真ん中にモノクロのロリーの写真が追加された
少々不自然なジャケットになっていた。

当然、高校生だったわたし達が貸し借りして
回し聴きしていたのは、
2枚組でも値段の安い米国盤

ダンボールに施された銀色の塗装は、
擦れるとすぐに剥がれてしまい
レコード盤の形に、丸く色が剥げ落ちると言う、
実にラフと言うか… “雑” と言うか…

そんな装丁のジャケットとは裏腹に、
2枚のLPに記録されていたのは、

当時のギター少年たちを、
一撃で夢中にさせてしまうような、
汗と気迫のほとばしる、
実に熱く、泥臭く、粘っこい演奏!!

当時のブリティッシュ・ホワイト・ブルースとは
若干異質なものを感じさせる、
カントリー・ブルース、ラグタイム、
アイリッシュ・トラッドに根ざした
ケルティックなフレーズ

テクニカルな演奏と言うより、
力技でゴリ押し気味ながら、
絶妙なタイム感覚を持った
リードとサイドを合わせた様な、
ロリーの独特なギター・プレイ。

そして何よりも、
彼の味のあるボーカルに寄り添って、
ギターが “歌って” いる!!

1974年と言うタイミングで、
出会ったこのアルバムは、
わたしにとって、50年近くを経た今でも
“ロック” の本質的な衝動を内包した
特別な一枚という位置付けに有る。

これまで、この2枚組LPは、

73年12月28日と29日 の、
ベルファスト・アルスター・ホール(Belfast Ulster Hall)
74年1月2日の、
ダブリン・カールトン・シネマ(Dublin Carlton Cinema)
74年1月3日と5日の、
コーク・シティー・ホール(Cork City Hall)

以上の3会場での、アイルランド・ツアーから、
ベスト・テイクを集めた物とされていたが、

録音用のモービル・ユニットの不備で、
73年12月28日と29日の、
ベルファスト、アルスター・ホールと、
年が明けて74年1月2日の、
ダブリン、カールトン・シネマでの録音は、
満足できるレベルの物には成らなかった様だ。

2014年にリリースされた
『Irish Tour ’74 7CD+DVD Box』

のクレジットによると、
74年1月3日と5日の、
コーク、シティ・ホール以外の、
2か所での音源が、すべて
未発表音源となっている
事からも、

演奏部分は、ほぼ
1月3日と5日のコークでの音源

使用されていると思われる。

曲間の観衆の歓声は、
ベルファスト、ダブリンでの物も使用されている。

ちなみに当時は、北アイルランド紛争の真っただ中!!
73年末から74年のクリスマス休戦期間中とはいえ、
この状況下での母国アイルランドへの凱旋公演

特に、英国領・北アイルランドの、
ベルファスト、アルスター・ホールは、
連合主義者、プロテスタントの拠点とも言われ、
IRA(アイルランド共和軍暫定派)の標的にも成りかねない場所。

ロリー自身は、アイルランド人として、
母国の問題に無関心という訳では無かった様だが、
それを音楽を通して表現することの難しさを自覚し、
敢えて政治的な発言を控えていた。

IRA側も、
カトリック、プロテスタント双方の聴衆が集まり
母国アイルランド “民衆のギタリスト” とも呼ばれた
ロリーのコンサート会場を、
テロの標的にする事は無かったのかもしれない。

アナログ・レコードでは、2枚のレコードに、
A面3曲、B面3曲、C面2曲、計8曲が、
コークでの2日間(?)のライブ音源から収録されていた。
(D面は、1月4日のコークでのセッションからの音源)

『Irish Tour ’74 7CD+DVD Box』
Disc1-2に収録された
1月3日と5日コークでの音源は、
実際のセット・リストに沿って全16曲と、
大幅に追加収録されている。

ちなみに、オーディエンス録音のブートレッグ
『Can’t Fight City Hall Vol. 5』
の収録曲も全16曲(1月3日??)

YouTubeの画像は1月3日となっており、
全曲を検証した訳では無いが、
『Irish Tour ’74 7CD+DVD Box』の、
Disc1-2とは、テイクが違う様に聞き取れる。

また、中盤のセット・リスト(曲順)にも
違いが有る。(後半の別表参照)

1月3日と言うデータが正しいとしたら、
オフィシャルのコーク音源は、
ほとんどが1月5日と言う事になるが…

各会場とも、
ベーシックなステージの流れは、

オープニングは、いきなりハイ・テンションな、

「Messin’ With The Kid」から
「Cradle Rock」

“hello Ladies and Gentlemen!
Rory Gallagher!!”

と言うアナウンス歓声の後に、
「Cradle Rock」のイントロのフレーズが、
絶妙なタイミングで切り込んでくる!!
と言うオープニングに、
長年慣れ親しんだ者にとって、

「Messin’ With The Kid」のイントロから
ライブが始まると言うのは…

バディ・ガイ & ジュニア・ウェルズの名曲を、

更にパワー・アップした、
このロリーの看板曲とも言えるナンバーが、
オープニングに追加されるのは、
嬉しい反面、少々複雑な感覚がある

マディ・ウォーターズのブルースナンバー

「I Wonder Who」

原題「Who’s Gonna Be Your Sweet Man When I’m Gone」を挟んで、

当時の最新アルバムのタイトル・チューン

「Tattoo’d Lady」

続けて、たたみかける様に

「Walk On Hot Coals」
「A Million Miles Away」

前半のピークを作り、

トニー・ジョー・ホワイト

「As The Crow Flies」

ブラインド・ボーイ・フラー

「Pistol Slapper Blues」

ビッグ・ビル・ブルーンジー

「Bankers Blues」

等の、アコースティック・セットで一休止入れた後
マンドリンに持ち替えて、

「Going To My Hometown」で、

再度テンションを上げ、

長尺ナンバー

「Who’s That Coming」

「In Your Town」

「Bullfrog Blues」

で盛り上げつつアンコールまで繋げる。

といった構成になっていた様だ。

ここで、ちょっとした違和感を感じるのは、
「Walk On Hot Coals」
「A Million Miles Away」

2曲が、アコースティック・セットの前に、
早々に序盤で演奏されている点

74年に、アナログ・レコードというメディアによる
収録時間の制限
から、
72年『Live! In Europe』とのダブリを避けて
終盤の盛り上がるナンバーをあえて省き
その代りに、序盤のパワー・チューンを、
強引に終盤に持ってくる…

と言う、思い切った編集が行われていた事に
気付かされる事になった。

また、
72年『Live! In Europe』と、
74年『Irish Tour ’74』を、
併せると、この当時のセットリストを、
ほぼカバーする事ができる
事にもなる。
(後半の別表参照)

ただ、72年『Live! In Europe』当時は、
まだ、ドラマーは
ウィルガー・キャンベル(Wilgar Campbell)
キーボードルー・マーティンも未加入

ウィルガー・キャンベルのドラミングは、
テクニカルに弾ける感覚で、
けして嫌いでは無いのだけれど…

やはり、ロッド・ディアス
パワフルなドラミングを聴いてしまうと、
どうしても、軽い音に聞こえてしまうし

ルー・マーティンキーボードのサポートが無いと、
ライブでの楽曲の厚みも半減してしまう。

やはり、当時のライブの全容を楽しむには、
2014年のボックスセット
Dsc1とDisc2がベスト
と言う事になる。

しかし…
ロリーの、パワー全開のステージは、
毎回約2時間以上!!

気力、体力共に万全の状態で向き合わなければ…
と言うのも、少々キビシイ部分も有る。

それを考え併せると、
アナログ時代の『Irish Tour ’74』
A面からC面への流れは、
ボリューム的にも、ちょうど良い!

これはこれで、ライブの全容とは別の、
一つの完成された作品と捉えるのが妥当だろう!!

やはり、終盤に、
「Walk On Hot Coals」で盛り上がって、
「Who’s That Coming」で絞める!! という、
40年以上前から聴きなじんだ流れからは逃れられない…

(ちなみに、アナログ時代から、
個人的には、D面のスタジオ・テイクは、
ほとんど聴いていない…
)

そして、このアイリッシュ・ツアーの直後
そのままの熱気を持続しながら、
最初の日本ツアーが行われた。

1月23日 芝・郵便貯金ホール
1月25日 中野サンプラザ
1月26日 中野サンプラザ
1月27日 名古屋市公会堂
1月28日 大阪・厚生年金会館

当初、
芝・郵便貯金ホールでは1月30日の公演が予定されていたが
急遽、23日に前倒しに変更された。

1月28日大阪・厚生年金会館のみ、
音源が残されていないが、
このツアーでも、セットリストは、
アイリッシュ・ツアーに準じた物になっている。
(『Live Osaka Japan 28-Jan-1974』
と言うタイトルのブートも存在するが、
内容は1月26日中野サンプラザの音源が使われている)

この74年1月28日大阪・厚生年金会館での公演、
最初に触れた、
高校時代のロリーのカバー・バンドの連中は
観に行っているはず!!

(誰か録音してないかなぁー?)

この初来日ツアーの音源には、
28日の大阪以外は、
何点かブートレッグが存在する。

その中でも、2008年に発掘された、
27日の名古屋公演の、
オーディエンス音源は、

当時としては最良の機材を使用し、
オープニングからアンコールまでを、
ライン録音並のクリアで分離の良い音
記録している。

『The Rolling Stones 音源整理② の後半』
で紹介したサイト Guitars 101

https://www.guitars101.com/forums/lossless-audio-bootlegs.145/

でもダウンロードが可能

https://www.guitars101.com/threads/rory-gallagher-1974-01-27-nagoya-jp-aud-flac.154013/

映像作品『Irish Tour 1974』
については次項にて。


『Irish Tour ’74』
(LP 1974) (CD 2005)

01(A-1) Cradle Rock
02(A-2) I Wonder Who
03(A-3) Tattoo’d Lady

04(B-1) Too Much Alcohol
05(B-2) As The Crow Flies
06(B-3) A Million Miles Away

07(C-1) Walk On Hot Coals
08(C-2) Who’s That Coming?

09(D-1) Back On My Stompin’ Ground (After Hours)
(D-2) Just A Little Bit

10(D-3) Maritime (Secret track)

Rory Gallagher : Vocals. Guitar. Mandolin. Harmonica
Gerry McAvoy : Bass
Rod De’Ath : Drums. Percussion
Lou Martin : Keyboards

『Live! In Europe』
(LP 1972) (CD 2018)

01(A-1) Messin’ With The Kid
02(A-2) Laundromat
03(A-3) I Could’ve Had Religion
04(A-4) Pistol Slapper Blues

05(B-1) Going To My Home Town
06(B-2) In Your Town
07 What In The World (CD bonus tracks)
08 Hoodoo Man (CD bonus tracks)
09(B-3) Bullfrog Blues

Rory Gallagher : Vocals. Guitar. Mandolin. Harmonica
Gerry McAvoy : Bass
Wilgar Campbell : Drums. Percussion

Re-mastered from the original tapes in November 2011

『Irish Tour ’74』(2014)
7CD+DVD Box

1974.01.03. & 05. at Cork City Hall
CD-1

01 Messin’ With The Kid
02 Cradle Rock
03 I Wonder Who
04 Tattoo’d Lady
05 Walk On Hot Coals
06 Laundromat
07 A Million Miles Away
08 Hands Off
09 Too Much Alcohol

CD-2
01 As The Crow Flies
02 Pistol Slapper Blues
03 Unmilitary Two-Step
04 Bankers Blues
05 Going To My Hometown
06 Who’s That Coming
07 In Your Town

1974.01.02. at Dublin Carlton Cinema
CD-3

01 Cradle Rock
02 Tattoo’d Lady
03 Hands Off
04 Walk On Hot Coals
05 Laundromat
06 Too Much Alcohol
07 A Million Miles Away

CD-4
01 As The Crow Flies
02 Pistol Slapper Blues
03 Bankers Blues
04 Unmilitary Two-Step
05 Going To My Hometown
06 In Your Town
07 Bullfrog Blues

1973.12.28. & 29. at Belfast Ulster Hall
CD-5

01 Messin’ With The Kid
02 Cradle Rock
03 I Wonder Who
04 Tattoo’d Lady
05 Walk On Hot Coals
06 Hand Off
07 A Million Miles Away
08 Laundromat

CD-6
01 As The Crow Flies
02 Pistol Slapper Blues
03 Unmilitary Two-Step
04 Bankers Blues
05 Going To My Hometown
06 Who’s That Coming
07 In Your Town
08 Bullfrog Blues

1974.01.04 City Hall In Session
CD-7

01 Maritime (The Edgar Lustgarten Cut)
02 I Want You / Raunchy Medley
03 Treat Her Right
04 I Wonder Who
05 Too Much Alcohol
06 Just A Little Bit
07 I Can’t Be Satisfied
08 Acoustic Medley
09 Back On My Stompin’ Ground (After Hours)
10 Stompin’ Ground (Alternate Version)

DVD
The Tony Palmer Directed Documentary
『Irish Tour ’74』2011リストア版

Rory Gallagher : Vocals. Guitar. Mandolin. Harmonica
Gerry McAvoy : Bass
Rod De’Ath : Drums. Percussion
Lou Martin : Keyboards

40th Anniversary Deluxe Box Set

『Rory Gallagher』
(LP 1971) (CD 2018)

01(A-1) Laundromat
02(A-2) Just The Smile
03(A-3) I Fall Apart
04(A-4) Wave Myself Goodbye
05(A-5) Hands Up

06(B-1) Sinner Boy
07(B-2) For The Last Time
08(B-3) It’s You
09(B-4) I’m Not Suprised
10(B-5) Can’t Believe It’s True

11 Gypsy Woman (CD bonus tracks)
12 It Takes Time (CD bonus tracks)

Rory Gallagher : Vocals. Guitar. Harmonica. Mandolin. Alto Saxophone
Gerry McAvoy : Bass
Wilgar Campbell : Drums. Percussion

Vincent Crane : Piano (A-4. B-4)

Re-mastered from the original tapes in November 2011

『Deuce』
(LP 1971) (CD 2018)

01(A-1) Used To Be
02(A-2) I’m Not Awake Yet
03(A-3) Don’t Know Where I’m Going
04(A-4) Maybe I Will
05(A-5) Whole Lot Of People

06(B-1) In Your Town
07(B-2) Should’ve Learnt My Lesson
08(B-3) There’s A Light
09(B-4) Out Of My Mind
10(B-5) Crest Of A Wave

Rory Gallagher : Vocals. Guitar. Mandolin. Harmonica
Gerry McAvoy : Bass
Wilgar Campbell : Drums. Percussion

Re-mastered from the original tapes in November 2011

『Blueprint』
(LP 1973) (CD 2018)

01(A-1) Walk On Hot Coals
02(A-2) Daughter Of The Everglades
03(A-3) Banker’s Blues
04(A-4) Hands Off

05(B-1) Race The Breeze
06(B-2) Seventh Son Of A Seventh Son
07(B-3) Unmilitary Two-Step
08(B-4) If I Had A Reason

09 Stompin’ Ground (CD bonus tracks)
10 Treat Her Right (CD bonus tracks)

Rory Gallagher : Vocals. Guitar. Mandolin. Harmonica
Gerry McAvoy : Bass
Rod De’Ath : Drums. Percussion
Lou Martin : Keyboards

Re-mastered from the original tapes in November 2011

『Tattoo』
(LP 1973) (CD 2018)

01(A-1) Tattoo’d Lady
02(A-2) Cradle Rock
03(A-3) 20:20 Vision
04(A-4) They Don’t Make Them Like You Anymore
05(A-5) Livin’ Like A Trucker

06(B-1) Sleep On A Clothes-Line
07(B-2) Who’s That Coming
08(B-3) A Million Miles Away
09(B-4) Admit It

10 Tucson, Arizona (CD bonus tracks)

Rory Gallagher : Vocals. Guitar. Mandolin. Harmonica
Gerry McAvoy : Bass
Rod De’Ath : Drums. Percussion
Lou Martin : Keyboards

Re-mastered from the original tapes in November 2011

Muddy Waters
『The London Muddy Waters Sessions』
(1972)

A-1 Blind Man Blues
A-2 Key To The Highway
A-3 Young Fashioned Ways
A-4 I’m Gonna Move To The Outskirts Of Town
A-5 Who’s Gonna Be Your Sweet Man When I’m Gone

B-1 Walkin’ Blues
B-2 I’m Ready
B-3 Sad Sad Day
B-4 I Don’t Know Why

Muddy Waters : Vocals. Slide Guitar
Rory Gallagher : Guitar
Sam Lawhorn : Guitar
Rick Grech : Bass
Mitch Mitchell : Drums
Herbie Lovelle : Drums (A-1. B-2. B-4)
Georgie Fortune : Piano. Organ
Steve Winwood : Piano. Organ (A-2. A-4. B-3)
Carey Bell Harrington : Harmonica

Rosetta Hightower : Vocals (A-1)
Ernie Royal : Trumpet
Joe Newman : Trumpet
Seldon Powell : Tenor Saxophone
Garnett Brown : Trombone

『Can’t Fight City Hall Vol. 5』
1974.01.03 at Cork City Hall

Disc1
01 Messin’ With The Kid
02 Cradle Rock
03 I Wonder Who
04 Tattoo’d Lady
05 Walk On Hot Coals
06 Laundromat
07 Too Much Alcohol
08 Hands Off
09 A Million Miles Away

Disc2
01 As The Crow Flies
02 Pistol Slapper Blues
03 Bankers Blues
04 Unmilitary Two Step
05 Going To My Hometown
06 Who’s That Coming
07 In Your Town

『Japan Tour ’74』
(Heartbreakers HB-914-1/2)

Disc1
01 Messin’ With The Kid
02 Cradle Rock
03 I Wonder Who
04 Tattoo’d Lady
05 Walk On Hot Coals
06 A Million Miles Away
07 Laundromat

Disc2
01 Hoodoo Man
02 Hands Off
03 As The Crow Flies
04 Pistol Slapper Blues
05 Banker’s Blues
06 Unmilitary Two-Step
07 Going To My Home Town
08 Who’s That Coming
09 In Your Town (Part)

1974.01.23 芝・郵便貯金ホール

『Tattoo’d In The East』

Disc1
01 Messin’ With The Kid
02 I Wonder Who
03 Cradle Rock
04 Tattoo’d Lady / Just A Little Bit
05 A Million Miles Away
06 Laundromat / Hands Off
07 Pistol Slapper Blues

Disc2
01 Gypsy Woman
02 Banker’s Blues
03 Going To My Hometown
04 Who’s That Coming
05 In Your Town
06 Bullfrog Blues
07 Hey Bo Diddley

1974.01.25 中野サンプラザ

『The Third Day In Tokyo』

Disc1
01 introduction
02 Messin’ With The Kid
03 I Wonder Who
04 Cradle Rock
05 Walk On Hot Coals
06 A Million Miles Away
07 Hands Off
08 Laundromat

Disc2
01 Gypsy Woman
02 Pistol Slapper Blues
03 Banker’s Blues
04 Unmilitary Two-Step
05 Going To My Hometown
06 Hoodoo Man
07 In Your Town
08 Bullfrog Blues
09 Too Much Alcohol (electric version)

1974.01.26 中野サンプラザ

『LIVE in JAPAN – Passion To Go ! -』

disc 1
01 introduction
02 Messin’ With The Kid
03 I Wonder Who
04 Cradle Rock
05 Tattoo’d Lady
06 Walk On Hot Coals
07 A Million Miles Away
08 Too Much Alcohol (electric version)
09 Laundromat

disc 2
01 Gypsy Woman
02 Pistol Slapper Blues
03 Banker’s Blues
04 Going To My Hometown
05 Who’s That Coming
06 In Your Town
07 Bullfrog Blues

1974.01.27 名古屋市公会堂

Follow me!

ロリー・ギャラガー(Rory Gallagher) 1974 Live” に対して1件のコメントがあります。

コメントを残す