70年代後半 U.K. “LONDON PUNK”

1970年代後期。
わたしが大学生だった頃。

アメリカン・ロックは、
78年ザ・バンド(The Band)
『ラスト・ワルツ(The Last Waltz)』が象徴する様に、
一つの時代を終え、

西海岸の、
S.S.W.(シンガー・ソング・ライター)や、
スタジオ・ミュージシャン達も、
軽く耳障り良い、
A.O.R.(アダルト・オリエンテッド・ロック)へと移行し、

大御所のバンド達も、
80年代に向けて、
いわゆる “産業ロック” へと変貌して行こうとしていた。

それまで聴いてきた
ROCKを中心とした音楽に、
閉塞感が漂い始めた時代だった。

当時すでに、既存の
“オールド・ウエィヴ (Old Wave)”
へのアンチテーゼとして
“パンク(Punk)”
“ニュー・ウエィヴ (New Wave)”

というジャンルは登場していた。

わたし自身の関心も、少しずつ、
その新しく刺激的な音楽の方向に、
向うことになっていく。

80年代初頭にかけての、
本来の意味でオルタネイティブ
インディペンデントムーブメントを、
同時代的に体験できたことは、
わたしたちの世代にとっては、
実に幸運な事だったと思っている。

London Punk

“PUNK ROCK”

と言うワードを、広く一般的にしたのは、
やはり、良くも悪くも、
セックス・ピストルズ(Sex Pistols)の
登場
だったと思われる。

それに先立って、ニューヨークでは、
既に75年頃から、“PUNK” と呼ぶことができる、
新しい動きは始まっていたが、
日本を含め、メジャーな音楽メディアにも、
“PUNK ROCK” というジャンルが、
浸透し始めたのは77年頃になってからだった様に記憶している。

ロンドンを中心にした動きを、
“LONDON PUNK”

ニューヨークを中心にした動きを、
“NEW YORK PUNK”

と呼ばれる様になっていた。

今回は、“LONDON PUNK” について、
私的な意見もはさみながら、
少し紹介してみる。

(個人的には、“NEW YORK PUNK” の方に
思い入れが強いのだけれど…)

“LONDON PUNK” のアイコン

1977年
相次いでアルバムをリリースした3バンド。

セックス・ピストルズ(Sex Pistols)
クラッシュ(The Clash)
ダムド(The Damnd)

一般的に “LONDON PUNK” 御三家的に扱われている。

セックス・ピストルズ(Sex Pistols)
『Never Mind The Bollocks Here’s The Sex Pistols』
邦題『勝手にしやがれ!』

マルコム・マクラーレン(Malcolm McLaren)
マネージメントで、
ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)の、
ガーゼシャツ・安全ピン・缶バッジ等の、
パンク・ファッションと併せて、
パンクのアイコンとなったバンドの1stアルバム。

音の面では、
クリス・トーマスのプロデュースで、
巧妙に造り上げられた、
“PUNK ROCK” と言う名の、
非常に好く出来た “ポップ・アルパム”

ちなみに、
ジョニー・ロットン(Johnny Rotten)と並んで、
“PUNKS”ステレオ・タイプな象徴となった、
シド・ヴィシャス(Sid Vicious)が、
ベースを演奏しているのは、
「God Save The Queen」
「Bodies」の、
2曲だけ。

造り上げられた “PUNK ROCK” のアイコンは、
当然短命に終わるが、
後発のバンド達に、大きな影響を与え、
その意味では重要な役割を果たしたと言える。

ジョニー・ロットン(Johnny Rotten)改め、
ジョン・ライドン(John Lydon)は、
ピストルズの反動の様な、
パブリック・イメージ・リミテッド
(Public Image Ltd)
へ移行。

個人的には、
ピストルズとは比較にならない衝撃を受ける事になった。

クラッシュ(The Clash)
『The Clash』邦題『白い暴動』

フロントとなる、
ジョー・ストラマー(Joe Strummer)も、
ミック・ジョーンズ(Mick Jones)も、
それぞれ、既に “Pub-Rock” バンドでの経験が有り、
セックス・ピストルズの成功に影響され、
“PUNK ROCK” バンドとしてデビュー。

ラディカルな側面も目立っていたが、
音楽的にも、
単なる “PUNK ROCK” バンドの枠を超えて、
レゲエスカダブも取り込み、
『ロンドン・コーリング』(1979)
『サンディニスタ!』(1980)

と言った名盤を残した。

ある意味、
セックス・ピストルズ以上の存在感が有った様に思える。

ダムド(The Damned)
『Damned Damned Damned』
邦題『地獄に堕ちた野郎ども』

セックス・ピストルズに先立って、
イギリス初の “PUNK ROCK” のシングル
『ニュー・ローズ』76年にリリース。

77年には、
スティッフ・レコード(Stiff Records)から、
ニック・ロウ(Nick Lowe)のプロデュースで、
アルバムをリリースした。

明らかに、“PUNK ROCK” とは別のバックグラウンドを持ったバンドといえる。

その後は、
大幅なメンバー・チェンジ、解散・再結成を繰り返す。

Pub-Rockからの流れ

パブ・ロック(Pub-Rock)” というカテゴリーは、
英国の小規模なハブを、
演奏活動の主たる場所としていた
バンド群全体を指すもので、

音楽の傾向を指すものでは無い。

C.S.N.Y.タイプのアメリカ西海岸指向
ブリティッシュ・スワンプ
パワー・ポップ、ロックン・ロール
と言った、多種多様なバンドの総称といえる。

その中でも、“PUNK ROCK” テイストを持ったバンド群が
この時期に浮上してくる事になった。

この流れのキーとなっていたのが、
ブリンズリー・シュウォーツ
(Brinsley Schwarz)
のマネジャー、
デイヴ・ロビンスン(Dave Robinson)が、
ジェイク・リヴィエラ(Jake Riviera)と、
76年に設立したインディペンデント・レーベル

“スティッフ・レコード(Stiff Records)”と、

やはり元ブリンズリー・シュウォーツのメンバー、
ニック・ロウ(Nick Lowe)
プロデューサーとしての手腕

“Pub-Rock” 勢の作品を、
“PUNK ROCK” ムーブメントとリンクする形で、
相次いでリリースしていた。

グラハム・パーカー(Graham Parker)
『Howlin Wind』

スティッフからのリリースではないが、
バック・バンド、ルーモア(Rumour)は、
ブリンズリーのメンバー
ギターの、ブリンズリー・シュウォーツ(Brinsley Schwarz)と、
キーボードの、ボブ・アンドリュース(Bob Andrews)
を含む、“Pub-Rock” 直系のバンド

エルヴィス・コステロ(Elvis Costello)
『My Aim Is True』

現在では、大御所感も在るコステロも、
この時期、ニック・ロウのプロデュースで、
スティッフからデビュー

78年には、当時のトムス・キャビン
(トム・ウェイツ、レボン・ヘルム、マッド・エイカーズ等を、
日本に呼んでいたイベンター。)が、
日本公演を主催。

学生服を着こんでの街頭ライブが話題になった。

イアン・デューリー(Ian Dury)
『New Boots And Panties!!』

71年から、“Pub-Rock”バンド、
キルバーン&ザ・ハイローズ
(Kilburn & The High Roads)
で活動していた、

イアン・デューリー(Ian Dury)も、
イアン・デューリー&ザ・ブロックヘッズ
(Ian Dury & The Blockheads)で、
スティッフからデビュー。

78年には、
当時の “Stiff Records”
代表するアーティストの顔見せの様な
『Live Stiffs Live』
もリリースされた。

当時まだ、
それぞれのアーティストのレコードを、
そうそう簡単には購入できない、
学生だったわたしにとっては、
非常に有り難いアルバムだった。

個人的には、
当時はこのあたりの音は、
“LONDON PUNK” と言うよりは、
“正統派のパブロック” として捉えて、
あまり “PUNK ROCK” を意識せずに、
自然に聞いていた様に思う。

個別のルーツを持つバンド

ストラングラーズ(The Stranglers)
『Black And White』

プログレ・ハード・ロックのカテゴリーで、
既に当時はベテランだった、
一世代上のメンバー達

知性に裏打ちされた凶暴さの様な物を感じさせた。

ジャン・ジャック・バーネル
(Jean-Jacques Burnel)の、
圧倒的なベース・ラインは、
ほぼリード楽器と言っても良いくらい。

79年には来日し、2月15日には、
京大西部講堂でも演奏した。
その時の前座が、
当時東京ロッカーズとして活動していた、
“紅トカゲ” 改め “リザード

その時の縁なのかどうか…
ジャン・ジャック・バーネルは、
リザードのメジャー・デビュー・アルバムを
プロデュース
する。

現在も現役!!

ジャム(The Jam)『In The City』

スモール・フェィセズ(Small Faces)や、
ザ・フー(The Who)と言った、
明らかにモッズ系の音や、R&Bをルーツに持つと思われ、
ビジュアル面でも、
タイトなスーツにスリム・タイ…と言う、
いわゆるパンク・ファッションとは別のものだった。

ポール・ウェラー(Paul Weller)は、
ジャムの解散後、
スタイル・カウンシル(The Style Council)
として活動を始める。

バズコックス(Buzzcocks)
『Another Music In A Different Kitchen』

明らかに、ピストルズに触発された第2世代
しかし、音は “PUNK” と言うより、パワー・ポップ

モーターヘッド(Motorhead)
『Motorhead』

ホークウィンド(Hawkwind)のベース、
レミー・キルミスター(Lemmy Kilmister)と、

ピンク・フェアリーズ(Pink Fairies)
ギターの、ラリー・ウォリス(Lary Wallis)に、

ドラムの、ルーカス・フォックス(Lucas Fox)
が加わった3ピースバンド

メタル系の音とも言えるが、
レミー自身はメタルと呼ばれるのを嫌っており
“PUNK” 寄りのスタンスを取っていた。

レミー以外のメンバーの入れ替わりは激しかったが、
2018年にレミーが亡くなるまで
メタル・パンクと言ったジャンルを超えて、
リスペクトされ続ける事になる

77年から78年頃の、
メジャーからアンダーグランドまで、
“LONDON PUNK” と呼ばれて、
一纏めにされていた諸バンドは、
それぞれ異なったルーツを持っていた訳だが、

個性的で、多種多様なバンド群を、
この時期に、
一気に表舞台に登場させる事になったのは、
“LONDON PUNK” と言うムーブメントの
功績だったとも言える。

PUNK前史のアンダーグラウンド

“NEW YORK PUNK” で言うところの、
ベルベッツや、ニューヨーク・ドールズ等にあたる、
“PUNK” 的な要素を持ったバンドも、
60年代から存在していた。

ただ、(モーターヘッドは例外として)
“NEW YORK PUNK” の様な、
直接的な影響や繋がりは薄いと思われる。

ロンドン中心に程近く、60年代後半から、
ヒッピー・カルチャーの中心になっていた
ノッティングヒルゲイト(Notting Hill Gate)地域で、
アンダーグラウンド・シーンのキーパーソン
ミック・ファーレン(Mick Farren)が、
立ち上げた、サイケデリック・バンドが、

デヴィアンツ(The Deviants)

3枚のアルバムを残すが、
69年の3作目
『The Deviants # 3』

シスターがアイスキャンディを舐めている
意味深でバチアタリなジャケットは、
アンダーグラウンド系のROCKに関心のあるリスナーならば、
見覚えが有るのではないだろうか?

作品自体は、
ミック・ファーレン“PUNK” な精神性は感じるが、
サイケデリック・アシッド・ガレージ
と言うカテゴリーに属す音の様に思える。

このデヴィアンツのメンバーだった、
ギターの、ポール・ルドルフ(Paul Rudolph)
ベースの、ダンカン・サンダーソン(Duncun Sanderson)
ドラムの、ラッセル・ハンター(Russell Hunter)が、

プリティ・シングス(The Pretty Things)
トゥインク(Twink)ことジョン・アルダ―(John Alder)と、
新たに結成したのが、

ピンク・フェアリーズ(Pink Fairies)

(ピンクの妖精 と、カワイク聞こえるが…
『色情狂のオカマ』という隠語)

当初はミック・ファーレンも関わっていたようだが、
トゥインク主導で再編成された際には、
オミットされてしまっている。

そのトゥインク71年の1作目
『Never Neverland』
のリリース後、脱退してしまう。

72年の2作目
『What A Bunch Of Sweeties』は、
トゥインク抜きの、トリオで製作するが、
その後、ギターのポール・ルドルフが脱退
ホークウィンドへ参加する。

その代りに加入したのが、
後に、モーターヘッドを立ち上げる
ラリー・ウォリス(Larry Wallis)!!

この新生トリオでリリースしたのが、
73年の3作目、

『Kings Of Oblivion』

この、羽根の生えた空飛ぶピンクのブタのジャケットも、
見覚えのある方が多いのではないかと思う。

この作品、実に “PUNK” の先駆けの様な、
ヘビーで性急な音で溢れており、
プレ・パンクの名盤と言っても良いかと思われる。

75年には、
トゥインクと、ポール・ルドルフを加えた5人で、
一時的に再結成された事も有る。

残念ながら、ピンク・フェアリーズは、
この作品を最後に、解散してしまう。

もちろん、その直後、
ラリー・ウォリスは、
レミー・キルミスターと、
モーターヘッドを結成する事になる!!

その後…

スカ・ダブ
ハード・コア・パンク
ポジティブ・パンク
ニユー・ロマンティツク
ギター・ポップ
 
80年代のイギリスでは、
“PUNK” から “NEW WAVE” と呼ばれる、
細分化したジャンルのバンドが登場する事になるが…

80年代初頭以降、
“PUNK” のインパクト
は、急速に薄らいでいく

個人的には、
インダストリアル系と言われた
ノイズ・ミュージック等、
一部を除いて、

イギリスの音楽シーンへの関心は薄らいでいく事になる…

89年の、ストーンズ“Steel Wheels Tour” が始まるまでは

Sex Pistols
『Never Mind The Bollocks
Here’s The Sex Pistols』(1977)

A-1 Holidays In The Sun
A-2 Liar
A-3 No Feelings
A-4 God Save The Queen
A-5 Problems

B-1 Seventeen
B-2 Anarchy In The U.K.
B-3 Bodies
B-4 Pretty Vacant
B-5 New York
B-6 E.M.I.

Johnny Rotten : Vocals
Steve Jones : Guitar. Bass. Vocals
Paul Cook : Drums
Glen Matlock : Bass (B-2)
Sid Vicious : Bass (A-4. B-3)

Producer : Chris Thomas

The Clash『The Clash』(1977)

A-1 Janie Jones
A-2 Remote Control
A-3 I’m So Bored With The U.S.A.
A-4 White Riot
A-5 Hate & War
A-6 What’s My Name
A-7 Deny
A-8 London’s Burning

B-1 Career Opportunities
B-2 Cheat
B-3 Protex Blue
B-4 Police & Thieves
B-5 48 Hours
B-6 Garage Land

Joe Strummer : Vocals. Guitar
Mick Jones : Guitar. Vocals
Paul Simonon : Bass
Terry Chimes : Drums
Topper Headon : Drums (A-1.4.6.8. B-6)

The Damned
『Damned Damned Damned』(1977)

A-1 Neat Neat Neat
A-2 Fan Club
A-3 I Fall
A-4 Born To Kill
A-5 Stab Yor Back
A-6 Feel The Pain

B-1 New Rose
B-2 Fish
B-3 See Her Tonite
B-4 1 Of The 2
B-5 So Messed Up
B-6 I Feel Alright

Captain Sensible : Bass. Vocals
Brian James : Guitar. Vocals
Rat Scabies : Drums. Vocals
Dave Vanian : Vocals

Producer : Nick Lowe

Graham Parker
『Howlin Wind』(1976)

A-1 White Honey
A-2 Nothin’s Gonna Pull Us Apart
A-3 Silly Thing
A-4 Gypsy Blood
A-5 Between You And Me
A-6 Back To Schooldays

B-1 Soul Shoes
B-2 Lady Doctor
B-3 You’ve Got To Be Kidding
B-4 Howlin’ Wind
B-5 Not If It Pleases Me
B-6 Don’t Ask Me Questions

Graham Parker And The Rumour

Graham Parker ; Vocals. Guitar
Brinsley Schwarz : Guitar. Organ.
Martin Belmont: Guitar
Bob Andrews ; Keyboards.
Andrew Bodnar ; Bass
Steve Goulding : Drums

Dave Edmunds : Guitar(A-6)
Noel Brown : Slide Guitar(A-6). Dobro Guitar(B-5)
Ed Dean : Slide Guitar(B-1)
Paul Bailey : Guitar(A-5)
Dave Otway : Drums(A-5)
Paul Riley : Bass(A-5)

Stewart Lynas : Alto Saxophone(B-2)
Herschel Holder : Trumpet
Dave Conners : First Tenor Saxophone
Brinsley Schwarz : Second Tenor Saxophone
Danny Ellis : Trombone
John “Viscount” Earle : Baritone Saxophone

Producer : Nick Lowe

Elvis Costello
『My Aim Is True』(1977)

A-1 Welcome To The Working Week
A-2 Miracle Man
A-3 No Dancing
A-4 Blame It On Cain
A-5 Alison
A-6 Sneaky Feelings

B-1 (The Angels Wanna Wear My) Red Shoes
B-2 Less Than Zero
B-3 Mystery Dance
B-4 Pay It Back
B-5 I’m Not Angry
B-6 Waiting For The End Of The World

Elvis Costello : Vocals. Guitar. Piano (B-3)
John McFee : Guitar. Pedal Steel Guitar
Johnny Ciambotti : Bass. Vocals
Micky Shine : Drums
Sean Hopper : Keyboards. Vocals
Nick Lowe : Backing Vocals. Bass & Percussion (B-3)
Stan Shaw : Organ (B-2)

Producer : Nick Lowe

Ian Dury
『New Boots And Panties!!』(1977)

A-1 Wake Up And Make Love With Me
A-2 Sweet Gene Vincent
A-3 I’m Partial To Your Abracadabra
A-4 My Old Man
A-5 Billericay Dickie

B-1 Clevor Trever
B-2 If I Was With A Woman
B-3 Blockheads
B-4 Plaistow Patricia
B-5 Blackmail Man

Ian Dury : Vocals
Edward Speight : Guitar
Chaz Jankel : Guitar. Keyboards
Norman Watt-Roy : Bass
Charley Charles : Drums
Davey Payne : Saxophone
Geoff Castle : Synthesizer

V.A. :『Live Stiffs Live』(1978)

A-1 I Knew The Bride (When She Used To Rock And Roll) – Nick Lowe’s Last Chicken In The Shop
A-2 Let’s Eat – Nick Lowe’s Last Chicken In The Shop
A-3 Semaphore Signals – Wreckless Eric & The New Rockets
A-4 Reconnez Cherie – Wreckless Eric & The New Rockets
A-5 Police Car – Larry Wallis’ Psychedelic Rowdies

B-1 I Just Don’t Know What To Do With Myself – Elvis Costello & The Attractions
B-2 Miracle Man – Elvis Costello & The Attractions
B-3 Wake Up And Make Love With Me – Ian Dury & The Blockheads
B-4 Billericay Dickie – Ian Dury & The Blockheads
B-5 Sex & Drugs & Rock & Roll & Chaos
– Nick Lowe. Ian Dury. Chas Jankel. Davey Payne. Micky Gallagher. Charley Charles.
John Turnbull. Bruce Thomas. Pete Thomas. Elvis Costello. Penny Tobin. Larry Wallis.
Terry Williams. Denise Roudette. Wreckless Eric. Dave Edmunds

The Stranglers
『Black And White』(1978)

White Side
A-1 Tank
A-2 Nice ‘N Sleazy
A-3 Outside Tokyo
A-4 Sweden (All Quiet On The Eastern Front)
A-5 Hey! (Rise Of The Robots)
A-6 Toiler On The Sea

Black Side
B-1 Curfew
B-2 Threatened
B-3 Do You Wanna?
B-4 Death And Night And Blood (Yukio)
B-5 In The Shadows
B-6 Enough Time

Hugh Cornwell : Guitar. Vocals
Jean Jacques Burnel : Bass. Vocals
Jet Black : Drums. Percussion
Dave Greenfield : Keyboards. Vocals

Laura Logic : Saxophone(A-5)

The Jam『In The City』(1977)

A-1 Art School 2:01
A-2 I’ve Changed My Address 3:31
A-3 Slow Down
A-4 I Got By In Time 2:07
A-5 Away From The Numbers 4:03
A-6 Batman Theme

B-1 In The City 2:18
B-2 Sounds From The Street 3:13
B-3 Non-Stop Dancing 2:27
B-4 Time For Truth 3:09
B-5 Takin’ My Love 2:16
B-6 Bricks And Mortar 2:34

Paul Weller : Guitar. Vocals
Bruce Foxton : Bass. Vocals
Rick Buckler : Drums

Buzzcocks
『Another Music In A Different Kitchen』(1978)

A-1 Fast Cars
A-2 No Reply
A-3 You Tear Me Up
A-4 Get On Our Own
A-5 Love Battery
A-6 16

B-1 I Don’t Mind
B-2 Fiction Romance
B-3 Autonomy
B-4 I Need
B-5 Moving Away From The Pulsebeat

Pete Shelley : Guitar. Vocals
Steve Diggle : Guitar. Vocals
Steve Garvey : Bass
John Maher : Drums. Vocals

Motorhead『Motorhead』(1977)
Chiswick Records

A-1 Motorhead
A-2 Vibrator
A-3 Lost Johnny
A-4 Iron Horse/Born To Lose

B-1 White Line Fever
B-2 Keep Us On The Road
B-3 The Watcher
B-4 Train Kept A Rollin’

Lemmy Kilmister : Bass. Vocals
Lary Wallis : Guitar
Lucas Fox : Drums

The Deviants
『The Deviants #3』(1969)

A-1 Billy The Monster
A-2 Broken Biscuits
A-3 First Line
A-4 The People’s Suite
A-5 Ramblin B(l)ack Transit Blues

B-1 Death Of A Dream Machine
B-2 Playtime
B-3 Black George Does It With His Mouth
B-4 Junior Narco Rangers
B-5 People Of The City
B-6 Metamorphosis Exploration

Mick Farren : Lead Vocals
Paul Rudolph : Guitar. Vocals. Jew’s Harp
Duncan Sanderson : Bass. Vocals
Russell Hunter : Percussion. Vocals. Effects
Tony Ferguson : Organ
Backing Vocals : David Goodman
Lead Vocals : Tony Wigens (A-3)
Vocals : Jenny Ashworth

Pink Fairies
『Kings Of Oblivion』(1973)

A-1 City Kids
A-2 I Wish I Was A Girl
A-3 When’s The Fun Begin?

B-1 Chromium Plating
B-2 Raceway
B-3 Chambermaid
B-4 Street Urchin

Duncan Sanderson : Bass. Vocals
Russell Hunter : Drums
Larry Wallis : Guitar. Vocals

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