A-Musik-『生きているうちに見られなかった夢を』

1995年に録音されたまま、
未発表に終わっていたA-Musikの第2作
『生きてるうちに見られなかった夢を』が、
2006年になってようやく、
やはり未CD化
『E Ku Iroju(エクイロジェ)』の音源と併せて、
A-Musikのホームページ上で公開された。

(『E Ku Iroju(エクイロジェ)』に関しては、
A-Musik(アー・ムジーク)-『E Ku Iroju(エクイロジェ)』
に、別途紹介。)

今回は、
竹田賢一 : 大正琴
小山哲人 : Bass
中尾勘二 : Drums. Trombone
岩館洋 : Alto Saxophone
大熊亘 : Clarinet. Bass Clarinet. Vibraphone
千野秀一 : Piano. Organ. Synthesizer

と言う6人の固定メンバーに、
曲によって、ゲストを迎える形に成っている。

わたしも、公開当時、
11曲のMP3ファイルと、
各楽曲に関するテキストを、
ダウンロードさせて頂いたが、

正直に言ってしまうと、
前作『E Ku Iroju(エクイロジェ)』
程の衝撃を受けることは(当時は)無かった…

それには、
85年当時のレコード盤から再生された、
アナログ特有の音圧を感じさせる音と、
PC上で再生される音声ファイルの音、
という、音の厚みの差と言うのも、
少なからず関係していたのかもしれない。

今回、この項を書くにあたり、
大量のテキストに目を通しながら、
改めてこの作品を聴き直してみた。
(ダウンロードした当時よりは、
幾分かは向上した
PCオーディオの再生環境で…)

結論から言うと、

音圧や音質などと言うのは、
大した問題では無い。

この機会に、
この作品に改めて向き合う事で、
わたしなりに僅かながらではあれ、
各楽曲への理解を深められた事こそが
大きな収穫だった。

ドイツ、アイルランド、トルコ、
パレスティナ、東ティモール、
ベトナム、韓国、カタルーニャ…

この作品は、前作以上に、
幅広い地域の楽曲を取り上げているが、
それは、80~90年代の、
いわゆる “ワールド・ミュージック”
などと言う、薄っぺらなカテゴリーに
納まるものではない。

安易に各地域の伝統楽器を取り入れるのではなく
一般的にロック、ジャズで使用される楽器で、
(竹田氏のエレクトリック・大正琴は例外)
再現された楽曲は、
第3世界からの “安易な音の搾取” ともいえる
“ワールド・ミュージック” とは、
全く別次元の “A(オルタナティヴ)-Musik”
に仕上げられている。

アップされたファイルに付けられた番号順に、
今回の作品の収録曲が配置されたものと考えて、
それに沿って紹介していこうと思う。

01 預言者の死
02 ロンドンデリー
03 忘れ酒
04 クレズモリム
05 レーニン
06 歩きつかれて
07 生きてるうちに見られなかった夢を
08 イミ・アトゥ・バ・ネベ
09 平和に生きる権利
10 カールスプラッツのオプラの木
11 鳥の歌

01「預言者の死 (Death Of The Prophet)」

オープニングの曲は、
エルサレムのパレスティナ人グループ
Sabreen(サブリーン)1987年に発表されたアルバム
『Death Of The Prophet(預言者の死)』に収録された曲。

A-Nusikヴァージョンは、
フリージャズのフォーマットで演奏され、
表題曲のモチーフが、終盤にサックスで奏でられる

この作品では固定メンバーに、
ソウル・フラワー・ユニオン
モノノケ・サミットにも参加していた
大熊亘氏が加わっている事もあり、

その後のソウル・フラワーのアルバムでも
再演されることになる曲が2曲含まれている。

まず、2曲目

02「ロンドンデリー (Londonderry)」

アイルランド北部のアルスター地域は、
プロテスタントの比率が高い6州が、
アイルランド独立後も、
ブリテン領ノーザン・アイルランドに属している。

ブリテン領、アルスター地域西部最大の都市、
デリー(Derry)は、ブリテン側から
ロンドンデリー (Londonderry)という名称を
押し付けられている。

もちろん少数派カトリックの、
アイルランド・ナショナリスト達は、
その名称を認めず、デリー(Derry)と呼んでいるが…

1972年1月30日、日曜日。
ナショナリスト過激派への、
不当な拘束に抗議するデモ隊に向かって、
ブリテン軍が発砲し、

13人の市民が射殺されるという
「血の日曜日(Bloody Sunday)」事件が起きた

フランスのシンガー、
ジュリアン・クレール(Julien Clerc)は、
1972年の自身のアルバム
『幻想と寓話(Liberté, Égalité, Fraternité… ou la Mort)』の中で、
この事件を題材とした曲
「ロンドンデリー (Londonderry)」
を発表した。
(作詞はEtienne Roda-Gil)

原詩では、フランス人らしい、
暗喩に富んだ表現が使われていたが、
竹田賢一氏の翻訳(意訳)では、
直接的で生々しい表現が選ばれている。

また、澤民樹氏の、ぶっきらぼうで、
技巧を無視したかの様な歌唱
は、
この曲が “作品” である事を敢えて否定し
抵抗の “道具=武器” として使用される事を、
目指している様にも聴きとれる

ソウル・フラワー・ユニオン版は、
99年の作品
『Winds Fairground』に収録されており、
竹田賢一氏の訳詩が使用されている

ちなみに、楽曲の “作品” としての完成度は、
ソウル・フラワー版の方が高いが、
中川敬氏のボーカルは、
元々それ自体が “武器” の様な物なので、
それはそれで良しと言う事で…

03「忘れ酒 (Ap Ton Kay Mou Pimo)」

ギリシャ風クレズマーとの表記が有る。

クレズマー(klezmer)とは、
イスラエルを追われた、
東欧系ユダヤ人(イディッシュ)
によって受け継がれる伝統音楽。

アラブ、トルコ、ギリシャ等の影響を受けながら、
イディッシュ達が移り住んだ、
ポーランド、ウクライナ、ルーマニア、ハンガリー等、
ヨーロッパ各地域の伝統音楽の要素を取り入れ、
時代とともに変容してきた雑種音楽とも言える。

19世紀ヨーロッパにおいては、
ヴァイオリンが主役だったが、
20世紀になってからの移民や、
第二次世界大戦時の、
ドイツ・東欧からの亡命者によって、
アメリカに渡ってからは、
クラリネットが主役になっている。

更には、ユダヤ系アメリカ人である
ジョン・ゾーン(John Zorn)

パンク・ニューウェイヴの時代を経過した
アヴァン・クレズマー・バンド
マサダ(Masada)にまで受け継がれている。

04「クレズモリム (Der Glater Bulgar)」

続いてもクレズマー。

“klezmer” の複数形 “klezmorim”
と言う曲名になっているが、

クレズマー・クラリネット奏者
デイヴ・タラス(Dave Tarras)
「Der Glater Bulgar」という曲が
モチーフになっている。

ヘンリー・カウ(Henry Cow)
フレッド・フリス(Fred Frith)とのユニット、
“スケルトン・クルー(Skeleton Crew)” でも活躍していた、

チェロ奏者のトム・コラ(Tom Cora)が、
「クレズモリム(Klezmorim)」として紹介したものらしい。

トムの88年と89年の来日時に、
篠田昌已氏、大熊亘氏とルナパーク・アンサンブル
とのコラボによるユニット
Pidgin Combo(ピヂンコンボ)で、
演奏し、ライブ音源を残している。
(Pidgin Comboとしての活動は、計2回のライブのみ。)

1988.05.03 Live at 吉祥寺 曼荼羅2

1997年に亡くなった
トム・コラへの追悼曲という意味合いも有る様だ。

今回、
サイト上の、細見和之氏による、
クレズマーに関する記述
「シュテートルから」
を拝見し、

クレズマーで、最も有名な曲
「ドナドナ(仔牛の歌)」に描かれる
(屠殺場へ)牽かれてゆく子牛達が、

異郷の地で暮らすイディッシュ達の、
仮の集落「シュテートル」に対する、
ポグロム(ユダヤ人に対する民族虐待)の犠牲者、

あるいは、ナチによって
ガス室に送られる肉親の姿を映したもの。

だったと言う事実を知らされ、
愕然とした…

幼い頃には、少々悲しげではあるが、
普通に子供の唄として口ずさんでいた曲に、
その様なイディッシュの思いが込められていたとは…

いや、その思い以上に、

いかにこの国では、
表現に込められたメッセージに対して、
無頓着なことか… 
と言うより、
作為的に覆い隠そうとしている力に対して、
あきれると同時に、一抹の恐怖さえも感じる。

05「レーニン (Lenin)」

ベルトルト・ブレヒト(Bertolt Brecht)作詞、
ハンス・アイスラー(Hanns Eisle)作曲、による作品。

両者ともに、
ウラジーミル・レーニンに対する
過度な神格化を避けた
と言われている。

一聴すると、華やかでポップでもあるこの曲を、
敢えて、今の時代に再演するのは、
既に過去のものとしての、
社会主義というイデオロギーへの
レクイエム
だと言う事だ。

06「歩きつかれて (Weary From The Long Walk)」

トルコ、ムーラ(Mugla)地方で、

ゼイベック・ダンスという
民族舞踊のために演奏される曲。
原題は、Gide Gide Yoruldum
(ギデ・ギデ・ヨロルドウム)

オープニングは、ヘビーなベースによる、
8分の9拍子のフレーズがリピートされる中
フリーキーな、サックス大正琴が絡み、
すべての楽器が立ち上がるころには、
徐々にアラビックなムードが増してくる

原曲のメロディーの部分は、
意図的なのか(?)、
いびつな日本語訳詞で歌われている。

07「生きているうちに見られなかった夢を」

この作品のタイトルでもある、
70年代韓国の抵抗詩人
梁性佑(ヤン・ソンウ)の詩を取り上げた曲。

あえて、当時の韓国の “民衆歌謡” を、
否定した楽曲となっている。

現在の韓国において梁性佑は、
すでに過去の民主化闘争の英雄となってしまっている。
それどころか、
80年代後半国会議員に当選するも、
ビジョンを失った迷走の末、
90年代には、政治生命を断たれている

検閲下の流行歌 “大衆歌謡” に対する、
検閲制度の外側からの抵抗歌 “民衆歌謡”
と言う構図はすでに崩れ

梁性佑というかつての抵抗詩人同様
民主化以降、敵を失い、
急速に抵抗歌としての役割を失った
“民衆歌謡” のフォーマットではなく、

あえて、
歌われることを拒否するかのようなメロディーと、
不協和音にまみれた楽曲に仕上げている。

姜信子氏がサイト上の
忘却に抗する歌で、
述べられているとおり、

抵抗の本質を指し示すかの様に

1990年9月24日
京都 Other Side でのライブ音源

08「イミ・アトゥ・バ・ネベ
(Imi Atu Ba Ne Be)」

原曲は「Sunu Boi」
エビはとれたか と言う意味の
東ティモールの漁師の歌

ポルトガルの植民地時代、
インドネシアへの併合

その後の内戦状態を経て、
2005年にようやく独立を果たした
小スンダ列島の東端の島
東ティモール

この作品(アルバム)の中で唯一、
ストレートに明るく軽快なこの曲。

現在も内紛が続くこの国の、
今後への願いを込めるかの様に

09「平和に生きる権利
(El Drecho De Vivir En Paz)」

こちらも、ソウル・フラワーで再演された曲。

前項
A-Musik(アー・ムジーク)-『E Ku Iroju(エクイロジェ)』
で取り上げた
「不屈の民」を生んだ、
“ヌエバ・カンシオン(新しい歌)” 運動。

その中心人物、ビクトル・ハラ(Victor Jara)が、
71年発表した曲を、
ソウル・フラワー中川敬氏が日本語訳し、
自身でボーカルも担当している。

ビクトル・ハラが、
この曲を発表した1971年と言えば、

サルバドール・アジェンデ大統領
人民連合戦線政府樹立から1年

ベトナム戦争(第二次インドシナ戦争)のさなか、
ベトナム民主共和国(北ベトナム)の指導者
ホー・チ・ミン(胡志明)が、
志半ばで亡くなってから2年という年。

1945年ホー・チ・ミンは、
1887年から続いた
フランスの植民地から独立すべく

ハノイを首都とする、
ベトナム民主共和国(北ベトナム)を樹立。

1946年から1954年まで
インドシナ戦争(第一次インドシナ戦争)を経て、
フランスのインドシナからの完全撤退後も、
共産主義のドミノ理論を恐れたアメリカに依り、
傀儡政権として、サイゴンを首都とする、
ベトナム共和国(南ベトナム)は、
北緯17度線以南に存続する事になる。

1965年には、
南ベトナム国家元首に就任した
親米派軍人グエン・バン・チューによる、
北ベトナムへの組織的爆撃 “北爆” が始まる。

南ベトナム国内でも、
第一次インドシナ戦争終結以来
北ベトナムが支持する
“南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)” による、
内戦が続いていた中、
アメリカか、大規模な軍事介入を行い、

10年間にも及ぶ、
泥沼のベトナム戦争
(第二次インドシナ戦争)に突入していった。

ホー・チ・ミンは、
社会主義体制の指導者として、
言論統制や、反対派の粛清などを行ってはいたが、
スターリン毛沢東等の様な、
独裁的な権力者とは違い、個人崇拝を嫌い
一貫して、
民族自決、南北ベトナムの統一を目指していた

しかし、1975年の、サイゴン陥落による、
ベトナム戦争の終結を待つことなく、
1969年79歳で、その生涯を終えている

南米チリで、ようやく勝ち取った民主政権下で、
ビクトル・ハラが歌ったこの曲では、
“詩人ホー・チ・ミン”と言う表現も使われており、
中川敬氏の意訳では、
“ホー・チ・ミンは歌う、ベトナムの空から”
という表現になっている。

この表現が、ホー・チ・ミンの人物像を
象徴している様にも思える。

この曲の内容自体は、
当時のベトナム国民の大多数を占めていたはずの、
農民の目線から、
“静かに暮らし、生きる”
という当たり前の権利を歌った、
イデオロギーに縛られることのない、
“純粋で普遍的な反戦歌” だと言える。

この曲の、ソウル・フラワー版は、
96年の作品
『エレクトロ・アジール・バップ』に収録。

ほぼ、A-Musikヴァージョン
準じた演奏になっている。

10「カールスプラッツのオプラの木
(Die Pappel Vom Karlsplatz)」

こちらも、
ブレヒト・アイスラーによる作品。

第二次世界大戦終結後
ブレヒトが、亡命先アメリカから戻り、
一時身を置いたオーストリアの、
ウィーン、カールスプラッツの、
ヴィルヒョウ記念碑の後ろの歌碑に、
この詩が刻まれている。

1946年、大戦終結後、
ポツダム宣言によって、
東側(ソビエト)と、
西側(米・英・仏)に分割統治され、
瓦礫に埋もれたベルリン

複興の為(自由主義化の為?)
伐採される木々と、
長い冬の時代を耐え抜き、
緑の葉をたたえる
カールスプラッツのポプラの木

ブレヒトがこの詩を刻んだ1950年
東側は、社会主義陣営の、
ドイツ民主共和国(東ドイツ)
西側は、自由主義陣営の、
ドイツ連邦共和国(西ドイツ)に、

首都ベルリン東西に、
(当時はまだベルリンの壁は築かれていない)
かつての祖国は分断されていた。

この時期、すでに東ドイツ
東ベルリンに移住していたブレヒトは、
東西どちらの視点で、この詩を書いたのだろうか…

11「鳥の歌(El Canto Des Ocells)」

そしてこの作品の、最後を飾る曲

クリスマス・キャロルとしては、
悲しげなメロディーを持つ、
カタルーニャの伝承曲

夜が明けて 小鳥たちは歌い始める
良い知らせを
「ベツレヘムに かわいい幼な子が
生れ給うたこの方こそ 神の独り子」と

小鳥の歌 村に町に告げ知らせる
良い知らせを
「この世の罪 その身に負うために
生れ給うたこの方こそ世の救い主」と

と言う内容の、
カタルーニャ語の歌詞を、
本来は持っている。

ナチのファシズムにも、
スペイン内戦後40年間にわたる
フランコの軍事独裁政権にも屈しなかった
カタルーニャ出身のチェリスト、
パブロ・カザルス(Pablo Casals)
は、
自らのパフォーマンスのラストを、
この曲で締めくくっていた

中世以来、征服者たちによって奪われた
カタルーニャ語。

征服者たちへの無言の怒りと、
平和主義を貫いたカザルスへの敬意をこめて、
敢えて “言葉の無いメロディ” だけで演奏される、
この荘厳な曲で、
この作品は締めくくられる。

1988年12月16日
東大駒場・北寮前広場でのライブ音源

今回、サイト上にアップされている
各テキストを、一通り読ませて頂いたが、

(平井玄氏の、一冊の本ができるほどの大作
“世界音楽の闘争” については、未だ未読…)

それらのすべてを理解したとは言いかねるし、
主張される内容のすべてに共感できたとも言えない…

また、示された資料だけでは捉えきれない
各楽曲に関わる、文化や歴史背景等、
自らで、調べ、学び、考える事を
要求される事にもなった。

ちなみに、
ソウル・フラワー・ユニオンの諸作品では、
一貫して曲目に関する記述を避けている。

それは、
一定のイデオロギーを強要しないだけでは無く、
やはり、自らで考える事を求めると言う姿勢を、
貫いている様にも思えてきた。

A-Musikは、学びの音楽でもある。

A-Musik 軌跡のサイトから、
楽曲、テキストのダウンロードが可能。
http://am.jungle-jp.com/index2.html


A-Musik
『生きているうちに見られなかった夢を』

(2006)

01 「預言者の死 (Death Of The Prophet)」
(Written-By Sabreen)
   竹田賢一 : 大正琴
   小山哲人 : Bass
   中尾勘二 : Drums
   岩館洋 : Alto Saxophone
   大熊亘 : Clarinet
   千野秀一 : Piano

02 「ロンドンデリー (Londonderry)」
(Lyrics By Etienne Roda-Gil
Music By Julien Clerc
Translated By 竹田賢一)

   竹田賢一 : 大正琴
   小山哲人 : Bass
   中尾勘二 : Drums
   岩館洋 : Alto Saxophone
   大熊亘 : Clarinet
   千野秀一 : Piano
   春日博文 : Guitar
   澤民樹 : Violin
   大友良英 : Electronics [Sound Collage]. Chorus
   松原幸子、角田亜人 : Chorus

03 「忘れ酒 (Ap Ton Kay Mou Pimo)」
   竹田賢一 : 大正琴
   小山哲人 : Bass
   中尾勘二 : Drums
   岩館洋 : Alto Saxophone
   大熊亘 : Clarinet
   千野秀一 : Piano

04 「クレズモリム (Der Glater Bulgar)」
(Written-By Dave Tarras, Sid Beckerman)
   竹田賢一 : 大正琴
   小山哲人 : Bass
   中尾勘二 : Drums
   岩館洋 : Alto Saxophone
   大熊亘 : Clarinet
   千野秀一 : Organ
   春日博文 : Guitar

05 「レーニン (Lenin)」
(Lyrics By Bertolt Brecht
Music By Hanns Eisler)

   竹田賢一 : 大正琴
   小山哲人 : Bass
   中尾勘二 : Drums. Trombone
   岩館洋 : Alto Saxophone
   大熊亘 : Clarinet. Bass Clarinet
   千野秀一 : Piano
   東京ナミイ : Vocals

06 「歩きつかれて (Weary From The Long Walk)」
   竹田賢一 : 大正琴
   小山哲人 : Bass
   中尾勘二 : Drums
   岩館洋 : Alto Saxophone
   大熊亘 : Clarinet
   千野秀一 : Piano
   春日博文 : Percussion
   伊藤妙子 : Vocals

07 「生きてるうちに見られなかった夢を
(The Dream You Couldn’t Dream In Your Lifetime)」
(Written-By 竹田賢一, 梁性佑)
   竹田賢一 : 大正琴
   小山哲人 : Bass
   中尾勘二 : Drums. Trombone
   岩館洋 : Alto Saxophone
   大熊亘 : Clarinet. Vibraphone
   千野秀一 : Piano

08 「イミ・アトゥ・バ・ネベ (Imi Atu Ba Ne Be)」
   竹田賢一 : 大正琴
   小山哲人 : Bass
   中尾勘二 : Drums
   岩館洋 : Alto Saxophone
   大熊亘 : Clarinet
   千野秀一 : Piano
   春日博文 : Guitar
   関島岳郎 : Tuba

09 「平和に生きる権利 (El Drecho De Vivir En Paz)」
(Lyrics By, Music By Victor Jara
Translated By 中川敬)

   竹田賢一 : 大正琴
   小山哲人 : Bass
   中尾勘二 : Drums
   岩館洋 : Alto Saxophone
   大熊亘 : Clarinet
   千野秀一 : Piano
   春日博文 : Guitar
   関島岳郎 : Trombone
   中川敬 : Vocals

10 「カールスプラッツのオプラの木
(Die Pappel Vom Karlsplatz)」
(Lyrics By Bertolt Brecht
Music By Hanns Eisler)

   竹田賢一 : 大正琴
   小山哲人 : Bass
   中尾勘二 : Drums
   岩館洋 : Alto Saxophone
   大熊亘 : Clarinet
   千野秀一 : Piano
   大友良英 : Turntables. Chorus
   松原幸子、 角田亜人 : Chorus

11 「鳥の歌 (El Canto Des Ocells)」
   竹田賢一 : 大正琴
   小山哲人 : Bass
   中尾勘二 : Drums. Trombone
   岩館洋 : Alto Saxophone
   大熊亘 : Clarinet. Bass Clarinet
   千野秀一 : Piano. Synthesizer

Pidgin Combo(ピヂンコンボ)
『The Long Vacation: Live! 1988-1989』
(2000)

01 Solo
02 Do-Do-Do-Little Song
03 Klezmorim
04 The Hard Wood
05 Total Preparation / Hoppas Att Det Går (Version ’88)
06 Improvisation ~ Hickwall
07 Gym
08 Expert Song
09 Total Preparation / Hoppas Att Det Går (Version ’89)

篠田昌已 : Alto Saxophone. Baritone Saxophone
大熊亘 : Piano. Chorus
Tom Cora : Cello. Vocals
西村卓也 : Bass. Chorus
木村真哉 : Drums. Soprano Saxophone
天沼ロリィ : Vocals. Marimba

Recorded live at 吉祥寺 曼荼羅2
1988.05.03 (01-05)
1989.03.08 (06-09)

Julien Clerc
『Liberté, Égalité, Fraternité Ou La Mort』
(1972)

A-1 Si On Chantait…
A-2 Le Canon De La Nation
A-3 Sertao
A-4 Elle A Au Fond Des Yeux
A-5 C’est La Terre
A-6 Des Mots D’ailleurs

B-1 Jouez Violons, Sonnez Crecelles
B-2 La Longue Epine
B-3 London-Derry
B-4 Laisse Le Monde
B-5 Le Patineur
B-6 Le Marteau

Victor Jara
『El Derecho De Vivir En Paz』
(1971)

A-1 El Derecho De Vivir En Paz
A-2 Abre La Ventana
A-3 La Partida
A-4 El Niño Yuntero
A-5 Vamos Por Ancho Camino
A-6 A La Molina No Voy Más

B-1 A Cuba
B-2 Casitas Del Barrio Alto
B-3 El Alma Llena De Banderas
B-4 Ni Chicha Ni Limoná
B-5 Plegaria De Un Labrador
B-6 B.R.P.

ソウル・フラワー・ユニオン
『エレクトロ・アジール・バップ』
(1996)

01 エエジャナイカ
02 海行かば 山行かば 踊るかばね
03 月が笑う夜に 導師はいない
04 平和に生きる権利
05 闇夜の太陽
06 満月の夕<96 FROZEN BRASS VERSION>
07 フォギー・デュー・フローズン・ブラス
08 霧の滴
09 進軍ラッパエレジー
10 あまの川
11 アマノガワ・フローズン・ギター
~チェジュドタリョン(済州島打令)
12 サルマワシワラウ
13 向い風<96 FROZEN GUITAR MIX>

中川敬 : Vocals. Guitar. 三線. Percussion. Synthesizer. 囃子 & Chorus
伊丹英子 : Vocals. Guitar. チャンゴ. Percussion. 囃子 & Chorus
奥野真哉 : Piano Organ. Accordion. Synthesizer. Chorus
内海洋子 : Vocals. チンドン. ケンガリ. Percussion
河村博司 : Bass. 囃子 & Chorus
高木太郎 : Drums. ゴロス. Percussion. Chorus

大熊亘 : Clarinet. Percussion. Chorus

梅津和時 : Saxophone. ホジョク. Tin Whistle. Clarinet. Percussion
春日博文 : Guitar. ケンガリ. チャンゴ. Sitar. Percussion
太田恵資 : Fiddle
大原裕 : Trombone
河村光司 : Tuba
多田葉子 : Saxophone. Percussion
山口洋 : Guitar. Rap Steel
山根麻衣 : Chorus
リクオ : Accordion
川門正彦 : 囃子 & Chorus
西川郷子 : 囃子 & Chorus
後藤まさる : 囃子
鄭貴美恵 : Vocals
村川大介 : Percussion

ソウル・フラワー・ユニオン
『Winds Fairground』
(1999)

01 風の市
02 忘れられた男
03 ロンドン・デリー
04 ホライズン・マーチ
05 イデアのアンブレラ
06 イーチ・リトル・シング
07 戦火のかなた
08 ヤポネシアの赤い空
09 恋のパールハーバー
10 マージナル・サーフ
11 ブルー・マンデー・パレード
12 太陽に灼かれて
13 青天井のクラウン

中川敬 : Vocals. Guitar. 三線. Mandolin
伊丹英子 : Guitar. チャンゴ. 囃子 & Chorus
奥野真哉 : Keyboards. Chorus
河村博司 : Bass. Chorus
高木太郎 : Drums. ゴロス. Percussion. Chorus

大熊亘 : Clarinet. Saxophone. Hichiriki. Chorus
Donal Lunny : Bouzouki & 囃子
Samm Bennett : Drums. Percussion
Ray Fean : Drums & 囃子
吉田たかし : Drums
Seamus Begley : Accordion
Jim Murray : Guitar
John Mcsherry : Uileann Pipes. Whistles
太田恵資 : Fiddle
西川郷子 : 囃子 & Chorus
もりちあき : Chorus
関島岳郎 : Tuba. Trumpet. Recorder
大原裕 : Trombone
川口義之 : Saxophone. Recorder
桜井芳樹 : Guitar. Ukurere
梅津和時 : Saxophone
内海洋子 : チャンチキ
こぐれみわ : チンドン & 囃子
内間睦美 : チンドン & 囃子
川島恵子 : 囃子
山口洋 : 囃子
鈴木万由香 : 囃子
落合裕子 : 囃子
いとうはるな : Chorus
宮内俊宏 : Chorus
工藤倫 : Chorus

ALTAN
Mairead Ni Mhaonaigh : Fiddle
Dermot Byrne : Accordion
Ciaran Tourish : Fiddle. Whistle
Ciaran Curran : Bouzouki
Daithi Sproule : Guitar
KILA
Ronan O’Snodaigh : Bodhran
Colm O’Snodaigh : Whistle
Eoin Dillon : Uileann Pipes
Lance Hogan : Guitar
Brian Hogan : Mandolin
Aoife Nic Cormaic : Fiddle. Chorus
Rossa O’Snodaigh : Bone

Follow me!

A-Musik-『生きているうちに見られなかった夢を』” に対して2件のコメントがあります。

コメントを残す