PRE “NEW YORK PUNK”② New York Dolls


ニューヨーク・ドールズ
(New York Dolls)

70年代前半に、
早すぎたパンクのオリジネーターとして、
後の多くのバンドに影響を与えながら
僅か2枚のアルバムを残しただけで、
分裂してしまった
ニューヨーク・ドールズ

現役での活動中は、
マネージメントに恵まれず

後期のマネージャー、
マルコム・マクラーレンには、
真っ赤なコミュニスト・ルックをまとわされ、
ベトナム敗戦直後のアメリカで、
顰蹙を買う事にまでなった。

楽曲・音源の管理もずさんだったのか、
スタジオ・デモ音源や、
放送用のライブ音源が、
ほとんどブートレッグと言っても良い様な、
ハーフ・オフィシャル盤として、
大量にリリースされる事になる。

今回は、時系列に沿って、
音源を紹介しながら、

わたし自身も、
ハード・ディスクに貯め込んだままだった、
ハーフ・オフィシャル盤の検証をしてみた。

資料は別項
『ニューヨーク・ドールズ(New York Dolls)
デモ音源・ライブ音源 資料』

に別途まとめてみた。
今回も、見づらさと言う点はご勘弁を…


70年代初頭
ジョニー・サンダース(Johnny Thunders)
        ギター、ボーカル
リック・リベッツ(Rick Rivets)
        ギター
アーサー・ケイン(Arthur Harold Kane)
        ベース
ビリー・マーシャ(Billy Murcia)
        ドラム

の4人で結成された、
ニューヨーク・ドールズの母体となるバンド
アクトレス(Actress)

71年に、
バイクショップのガレージで録音した、
12曲(別テイク2曲含む)の
デモ音源が残されている。

(97年ジョニー・サンダース名義
ブートレッグで先行して発表されていた。)

ジョニーボーカルも担当しており、
既に、ニューヨーク・ドールズだけでなく、
後のソロ活動時期ベースが出来上がっている

リック・リベッツに代わって、
シルヴェイン・シルヴェイン(Sylvain Sylvain)
が加入。

更にボーカルに、
David Johansen (デヴィッド・ヨハンセン)を、
迎えて、71年末には、
ニューヨーク・ドールズとしての、
最初のライブ
を行っていた。
(当初はシルヴェインは不参加)

ロックン・ロール、リズム&ブルース
60年代ポップス等がベースに有ったと思われるが、
時代的には既に、
ストゥージーズ、MC5の洗礼を受けた世代
ライブは、過激な衝動を含む物だったと思われる。

このオリジナル・メンバーでは、
72年6月に、マーサ・アーツ・センター
Blue Rock Studioで、
9曲デモ音源を残しており、

『Lipstick Killers』として、
81年カセットで発表されて以来、
LP. CDで何度も再リリースされている。

『Lipstick Killers』カセット U.S. (1981)

更に、
フェイシズの前座の為渡英した際、
プロモーション用に製作した、
デモ音源も4曲残されており、
80年ドイツ
2枚のシングル盤でリリースされている。

その後、2枚をまとめたEPもリリースされた。

初代ドラマーのビリー・マーシャ(Billy Murcia)が、
僅か21歳で、オーバー・ドースにより死亡した後、
ジェリー・ノーラン(Jerry Nolan)が加入。

73年5月には、
ニューヨークプラネット・スタジオで、
22曲デモ音源が録音されている。

この音源も、
『Seven Day Weekend』
『Endless Party』
『Vietnamese Baby』
等の
ハーフ・オフィシャル盤でリリースされている。

スタジオ・ライブの様な音源の為、
曲順を変えて、ライブ音源と謳った物さえ有る。

収録曲も18曲から22曲まではバラバラで、
CD版では19曲収録が多い中、
なぜか日本盤は1曲少ない18曲仕様になっている。

『Seven Day Weekend』
Japan (2001)

更に、
前述の『Lipstick Killers』から4曲と、
このプラネット・スタジオ音源から
3曲だけを併せた、意味不明の盤も有り。
どういう訳か、日本盤まで出ている…

『New York Tapes 72-73』

プラネット・スタジオでのセッションを経て
73年には、
トッド・ラングレン(Todd Rundgren)
のプロデュースで製作された、
デビュー・アルバムをリリースする。

ニューヨーク・ドールズ(New York Dolls)
『New York Dolls』

デイヴィッド・ヨハンセン(David Jo Hansen)
       - ボーカル
ジョニー・サンダース(Johnny Thunders)
       - ギター. ボーカル
シルヴェイン・シルヴェイン(Sylvain Sylvain)
       - ギター. ボーカル
アーサー・ケイン(Arthur Harold Kane)
       - ベース
ジェリー・ノーラン(Jerry Nolan)
       - ドラム

毒々しい女装と、メイクを施した
メンバーのモノクロ写真
ピンクの口紅で書かれたタイトル文字
(スタイリストとカメラマンは、日本人だったらしい)

アルバム・ジャケットから受ける印象は、
まるで “グラム・ロック” だが、

全編、60年代のブリティッシュ・ビートと、
ソウル・リズム&ブルースが合わさったような、

ストレートな、ロックン・ロール!!

デイヴィッド・ヨハンセンのボーカル・スタイルは、
(ヴィジュアル面でも)ミック・ジャガーを、
多少意識している様にも思える。

ジョニーは、第1作の
トッド・ラングレンのプロデュースには、
不満を持っていたらしい。

確かに、元祖
“バッド・ボーイ・ロックン・ロール・バンド”
としてのドールズのカラーと、
トッドの洗練されたセンスとは、
相容れない部分を感じてしまう。

しかし、いわゆるガーレージ・パンクとは、
一線を画したドールズ(ジョニー)の楽曲は、
元来、王道のポップな要素と、
ニッチなB級感覚とを合わせ持っており、

このデビュー・アルバムが、
後者の一作品に終わらず
時代を超えた名盤となったのは、
トッドのプロフェッショナルなプロデュース
に依る部分が大きかった事は事実だと思われる。

73年の年末には、当時のイギリスで、
海賊放送と共に支持を集めていたラジオ局
ラジオ・ルクセンブルグの番組用に、
12月23日パリ
バタクラン(Bataclan)劇場での
ライブ音源が収録される。

この音源も、90年代になって、
高音質でレア音源(当時としては)を、
リリースする事で定評のあった
ブートレッグ・レーベル、
スコルピオ(Scorpio)
から、
(イタリーのレーベルと言う事になっていたが、
どうも日本製らしい…)

12曲(オープニングを入れて13テイク)完全版に、
出所不明の4曲を加えたブートCDが登場。

『Vivé Le France』(1992)

その後、各国でハーフ・オフィシャル盤が、
多数リリースされる事になる。

74年第2作

『Too Much Too Soon』

トッドに代わって、
この第2作プロデュースしたのは、
シャングリラス
ヴァニラ・ファッジ等で定評が有った、
シャドウ・モートン(Shadow Morton)

しかし、
個性的なメンバー達をまとめる事が出来ず
実質的に、プロデューサー的な事は、
ほとんど行っていなかった
らしく。

アロバムも、
まとまりを欠いた物になってしまっている。

このアルバム発売の1か月前
74年4月14日ニューヨークの、
My Fathers Placeでのライブが、
FMラジオで生放送された。

そのエアチェック音源11曲が、
元になったと思われるブートレッグ
『Pink Pedal Pushers』CD

『My Fathers Place 74』LP

で、2000年代になって出回り、

2015年には、
イギリスの再発レーベル
Easy Action から

『Butterflyin’』
としてリリースされる。

ボーナス・トラックとして、
同年7月24日ロング・ビーチでのライブの
テレビ放映用の音源6曲収録されている。

また、同74年
カナダ、バンクーバーでのライブ音源も、
『I’m A Human Being (Live)』
のタイトルで、9曲リリースされている。

(後述の『Red Patent Leather』から6曲を混ぜて、
水増しした15曲収録になっている。)

その後、マネジャーとなった
マルコム・マクラーレンの企画で、
前述のコミュニスト・ルックで出演した、
75年3月2日
ニューヨークLittle Hippodrome Clubでの、
“レッド・パテント・レザー・ショー”
ライブ音源が、84年になって、
フランスNEW ROSE傘下レーベル
Fan Clubレコードから、

『Red Patent Leather』
として、13曲収録でリリースされた。

その後各国で、
メドレーを1曲とカウントした為、
11曲収録と言う表記になった物や、
73年のフランスでのライブ音源を追加した物など、
バラバラな仕様でリリースされているが、

一応、ハーフ・オフィシャルと言う事で、
タイトルトと、
ジャケット(表)のデザインだけは統一されている。

第2作のリリース後、
ジョニーヨハンセン
バンド内での対立も激化し、

ケインの、酒とドラッグへの依存
深刻になっていた。
75年には、元ローディー
ピーター・ジョーダン(Peter Jordan)が、
代理のベーシストを務めることもあった。
(『Red Patent Leather』では、
セカンド・ベーシストとしてクレジットされている)

75年5月には、
ジョニージェリー・ノーランが、
ついにバンドを脱退してしまい、
残されたヨハンゼンシルヴィアンは、
新しくメンバーを補充してバンドを継続する。

同年8月には、前年74年の郡山での、
『ワンステップ・フェスティバル』
に続いて、内田裕也が主催した
『ワールド・ロック・フェスティバル・イーストランド』
に出演する為に初来日

8月3日 札幌 真駒内競技場
8月5日 名古屋 愛知県体育館
8月6日 京都 丸山公園野外音楽堂
8月7日 東京 後楽園球場
8月10日 仙台 菅生トレール・ランド

5会場に出演した。

同フェスの目玉は、
ジェフ・ベック・グループだったが、
ジェフ・ベックの体調不良の為、
6日の京都と10日の仙台では、出演していない

ちなみに、その他の出演バンドは、
カルメン・マキ & OZ
クリエーション
四人囃子
 等

当時、関西在住の高校生だったわたしにも、
このフェスの噂は聴こえてきたが…

雨の京都、丸山音楽堂に、
ジェフ・ベツクが来なかった事
ニューヨーク・ドールズの演奏が
イマイチだった事… 等々

主要メンバーを欠いての来日
と言う話が既に伝わっていた為か、
あまり良い話は聞かなかった…

David & Sylvain 名義で、
『Tokyo Dolls (Live!)』
と言う、8月7日、後楽園球場でのライブ盤LPも、
発売されていた。
後日、日本盤CDも、再発されている

そして、76年には、
ニューヨーク・ドールズは、
完全に解散する事になってしまう。
(後年、ジョニーとジェリーの死後に再結成するが)

次世代といえる、
“NEW YORK PUNK”
を代表するバンド群の登場に、
大きな影響を与えながら
皮肉にも、
その次世代勢の台頭に押される形で、
その歴史を終える事になってしまった…

その後、
30年近くの年月を経た2004年

既に、77年にはジョニーが、
91年には、ジェリー・ノーランが、
それぞれ鬼籍に入ってしまっていた。

ドールズ・ファン・クラブのイギリス支部長でもあった、
The Smithsモリッシー(Morrissey)の薦めで、
ロンドンで開催された、
“メルトダウン・フェスティヴアル
(Meltdown Festival)”に、
ヨハンセンシルヴェインケイン の3人が、
再結成した、ニューヨーク・ドールズとして出演する。

当日のライブを記録したアルバムもリリースされている。

『Live From Royal Festival Hall, 2004』

しかし、同年7月
ケイン白血病で他界してしまう。

その後も残された二人は、
ニューヨーク・ドールズを継続し、
3枚のスタジオ・アルバムも残している。

『One Day It Will Please Us
To Remember Even This』

(2006)

『’Cause I Sez So』(2009)

『Dancing Backward In High Heels』
(2011)

内容的には、ヨハンセンソロ・アルバム
と言っても良いかもしれない。

そして2021年1月
癌の為シルヴェインが死去
ドールズのオリジナル・メンバーは、
ついにヨハンセン一人だけになってしまった…

“バッド・ボーイ・ロックン・ロール・バンド”

としてのニューヨーク・ドールズは、
75年ジョニージェリー・ノーラン脱退で、
実質終わっていたのかもしれないが、

その遺伝子は、時代も国境も超えて
現在でも引き継がれている!!


余談になるが…
日本でも、

東京ロッカーズとして “リザード” と改名した、
“紅とかげ”

サティスティック・ミカ・バンド加藤和彦がプロデュースした
“ルージュ”

等、明らかに(ヴィジュアル面も含めて)
ドールズの遺伝子を引き継いだバンドを、
生むことにもなった。


New York Dolls
『New York Dolls』
(1973)

A-1 Personality Crisis
A-2 Looking For A Kiss
A-3 Vietnamese Baby
A-4 Lonely Planet Boy
A-5 Frankenstein (Orig.)

B-1 Trash
B-2 Bad Girl
B-3 Subway Train
B-4 Pills
B-5 Private World
B-6 Jet Boy

David Jo Hansen : Vocals. Harmonica. Gong
Johnny Thunders : Guitar. Vocals
Sylvain Sylvain : Guitar. Piano. Vocals
Arthur Harold Kane : Bass
Jerry Nolan : Drums

The Fantastic Buddy Bowser : Saxophone
Todd Rundgren : Piano. Synthesizer

Producer : Todd Rundgren

New York Dolls
『In Too Much Too Soon』
(1974)

A-1 Babylon
A-2 Stranded In The Jungle
A-3 Who Are The Mystery Girls?
A-4 (There’s Gonna Be A) Showdown
A-5 It’s Too Late

B-1 Puss ‘N’ Boots
B-2 Chatterbox
B-3 Bad Detective
B-4 Don’t Start Me Talkin’
B-5 Human Being

David Johansen : Vocals. Gong
Johnny Thunders : Guitar. Vocals
Sylvain Sylvain : Guitar. Vocals. Piano
Arthur “Killer” Kane : Bass
Jerry Nolan : Drums

Producer : Shadow Morton

David & Sylvain
『Tokyo Dolls (Live!)』
(Fan Club – FC 018)
France (1986)

A-1 Intro
A-2 Looking For A Kiss
A-3 Daddy Rolling Stone
A-4 Puss’n Boots
A-5 Stranded In The Jungle
A-6 Pills
A-7 Girls

B-1 Funky But Chic
B-2 Flip Flap Flog
B-3 Frankenstein
B-4 Teenage News

David Johansen : Vocals
Sylvain Sylvain : Guitar. Vocals
Peter Jordan : Bass
Tony Machine : Drums
Chris Robenson : Keyboards

1975.08.07 at Kohrakuen Stadium, Tokyo.

New York Dolls
『Live From Royal Festival Hall, 2004』
(2004)

01 Looking For A Kiss
02 Puss N’ Boots
03 Subway Train
04 Bad Girl
05 You Can’t Put Your Arms Around A Memory / Lonely Planet Boy
06 Private World
07 Vietnamese Baby
08 Dialogue 1
09 Frankenstein
10 Babylon
11 Dialogue 2
12 Trash
13 Jet Boy
14 Personality Crisis
15 Human Being

David Johansen : Vocals. Harmonica
Sylvain Sylvain : Guitar. Vocals
Steve Conte : Guitar. Vocals
Arthur “Killer” Kane : Bass
Gary Powell : Drums
Brian Koonin : Keyboards. Vocals

Reunion Show at The Meltdown Festival in London

『One Day It Will Please Us
To Remember Even This』
(2006)

01 We’re All In Love
02 Runnin’ Around
03 Plenty Of Music
04 Dance Like A Monkey
05 Punishing World
06 Maimed Happiness
07 Fishnets & Cigarettes
08 Gotta Get Away From Tommy
09 Dancing On The Lip Of A Volcano
10 I Ain’t Got Nothin’ Rainbow Store
12 Gimme Luv & Turn On The Light
13 Take A Good Look At My Good Looks

Bonus Tracks
14 Seventeen
15 Beauty School

David Johansen : Vocals
Sylvain Sylvain : Guitar. Backing Vocals
Steve Conte: Guitar. Backing Vocals
Sami Yaffa : Bass. Backing Vocals
Brian Delaney : Drums
Brian Koonin

Andy Snitzer : Tenor Saxophone(06)
Michael Stipe : Vocals(09)
Iggy Pop : Vocals(12)

『’Cause I Sez So』
(2009)

01 ‘Cause I Sez So
02 Muddy Bones
03 Better Than You
04 Lonely So Long
05 My World
06 This Is Ridiculous
07 Temptation To Exist
08 Making Rain
09 Drowning
10 Nobody Got No Bizness
11 Trash
12 Exorcism Of Despair

David Johansen : Vocals
Sylvain Sylvain: Guitar. Backing Vocals
Steve Conte: Guitar. Backing Vocals
Sami Yaffa : Bass. Backing Vocals
Brian Delaney : Drums

『Dancing Backward
In High Heels』
(2011)

01 Fool For You Baby
02 Streetcake
03 Fabulous Rant
04 I’m So Fabulous
05 Talk To Me Baby
06 Kids Like You
07 Round And Round She Goes
08 You Don’t Have To Cry
09 I Sold My Heart To The Junkman
10 Baby, Tell Me What I’m On
11 Funky But Chic
12 End Of The Summer

David Johansen : Vocals
Sylvain Sylvain: Guitar. Backing Vocals
Frank Infante : Bass. Guitar
Jason Hill ; Bass. Piano
Brian Delaney : Drums

紅蜥蜴『けしの華』
(1980)

A-1 黒い人形使い
A-2 浅草に帰ろう
A-3 セクサス
A-4 キングダム
A-5 ニューライフ

B1 ロッキンドール
B2 レニングラード・スパイ・バンド
B3 Go! Go! タクシー
B4 ロック・クリティック
B5 プライベート・トーン

モモヨ : Guitar. Synthesizer. Voice
カツ : Guitar
ワカ : Bass
ツネ : Drums. Synthesizer

A1, A2: Recorded at Ikebukuro Yamaha,
in the autumn of 1977.
A3: Live recorded at Shibuya Yaneura, February 1977.
The original released by Instant Records.
A4, A5: Recorded at Lizard Studio, December 1977.
B1 to B4: Recorded at S-Ken Studio, August 1978.
B5: Recorded at Momoyo Factory, in the summer of 1976.
Solo performance of Momoyo.

Rouge
『The Best of Rouge』
(1975)

A-1 ニューヨーク・ベイビー
A-2 不思議な国のお話
A-3 パフォーマー
A-4 スピード・ゲーム
A-5 夜間水泳
A-6 正義のパンツマ
A-7 海の見える丘に立って

B-1 海の見える丘に立って(インストゥルメンタル)
B-2 愛と誠
B-3 ホンキー・トンク・ローラー・スター
B-4 ミッドナイト・デイト
B-5 熱砂のロリータ
B-6 ラブ・イン・フローラ

阿部 卓也 : Vocals
尾塩 雅一 : Guitar
逆井修 : Guitar
堀井 隆之 ; Bass
浜田 たかし : Drums

Producer : 加藤和彦

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